お手ごろ価格がうれしいAmazonさんの『Fireタブレット』ですが買い時を悩みますよね?
購入してすぐに新モデルが発売されたらショックですし、性能がほとんど変わらないのであれば、新モデルの発売で値下げされた従来モデルの購入が賢い選択になるかも知れません。
そこで次に発売が予想される新モデルやその時期、今が買い時の現行モデルや買い換えのオススメ度などをご紹介します。

Fireタブレットの発売周期は?
下の表は2015年以降の発売日をまとめたものです。
過去の発売周期は約2年でしたが、近年は延びる傾向にあるようですね。
また、新モデルにはデザインの変更や性能がアップした「フルモデルチェンジ」と小幅な変更の「マイナーモデルチェンジ」の2種類ありますので、買い換えの目安にしてください。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | Fire Max 11 | |
---|---|---|---|---|
第5世代 | 2015年9月30日 | 2015年9月30日 | 2015年9月30日 | – |
第6世代 | – | 2016年9月21日 | – | – |
第7世代 | 2017年6月7日 | 2017年6月7日 | 2017年10月11日 | – |
第8世代 | – | 2018年10月4日 | – | – |
第9世代 | 2019年6月6日 | – | 2019年10月30日 | – |
第10世代 | – | 2020年6月3日 | – | – |
第11世代 | – | – | 2021年5月26日 | – |
第12世代 | 2022年6月29日 | 2022年10月19日 | – | – |
第13世代 | – | – | 2023年10月18日 | 2023年6月14日 |
直近の発売周期 | 約3年 | 約2年4ヶ月 | 約2年5ヶ月 | – |
現行モデル 経過日数 | 462日 | 350日 | – | 112日 |
新モデル 発売予想 | 2025年6月 | 2025年2月 | – | – |
次に発売するFireタブレットは?
約2年5ヶ月ぶりの新モデルとなる第13世代の『Fire HD 10 タブレット 2023年モデル』が10月18日発売予定です。
この新モデルの注目ポイントは何と言っても『スタイラスペン』への対応です。
また、未就学児向けに「壊れたら何度でも交換できる2年間保証」と『キッズカバー』、『Amazon Kids+ 1年間利用権』のセットでおなじみの『Fire HD 10 キッズモデル 2023年モデル』も同時に発売予定です。
そして今回、小学生向けにキッズモデルから付属のカバーが『スリムカバー』に変更された『Fire HD 10 キッズプロ』が新たにラインアップに加わりました。
なお「RAM増量・ワイヤレス充電対応」のPlusモデルはラインアップから外れました。

今が買い時のFireタブレット5選
Fireタブレットにはたくさんのモデルがありますから、どれを選んで良いのか悩みますよね?
そこで発売時期やモデルチェンジの状況などから、今が買い時のオススメ5モデルをランキングでご紹介します。
モデル | 参考価格 | 買い時度 | |
---|---|---|---|
第1位 | Fire Max 11 64GB | 34,980円 | |
第2位 | Fire HD 10 Plus 32GB | 22,980円 | |
第3位 | Fire HD 8 32GB | 13,980円 | |
第4位 | Fire HD 10 キッズモデル | 23,980円 | |
第5位 | Fire 7 16GB | 8,980円 |
第1位:Fire Max 11 64GB
今が買い時の第1位は参考価格34,980円の『Fire Max 11 64GB』です。
割高に思える価格設定に私も購入をためらいましたが、一度手に取ってもらえれば完成度の高さに驚かれるはずです。
アルミニウムボディ採用による質感の高さだけでなく、性能面でもFire HD 10 Plusに比べて約50%高速化され、すべての動作が快適になりました。
ブルーライトを低減してくれる目にやさしい高解像度ディスプレイやWi-Fi 6対応など、もちろん動画視聴にも最適です。
また『キーボード付きカバー』に加え『スタイラスペン』をラインアップするなど、使い道がさらに広がりましたね。
(大きな声では言えませんが)初期OSがFire OS 8のため、Google Playの動作に問題があります。
- 最高性能、4GB RAM
- スタイラスペン対応
- Wi-Fi 6対応
- オートフォーカス対応リアカメラ
- 解像度がフルハイビジョン超え
- デュアルステレオスピーカー
- Alexaハンズフリー、Showモード対応
- 保証期間1年間
- 64bitアプリ対応
- 価格が高い
- 重量490g
- Google Playの動作に問題あり

第2位:Fire HD 10 Plus 32GB
今が買い時の第2位は参考価格22,980円の『Fire HD 10 Plus 32GB』です。
参考価格19,980円の『Fire HD 10 32GB』との違いは「RAM容量」と「ワイヤレス充電対応」ですが、「後から変更できないRAM容量」と「充電の繰り返しで破損するUSBポートの保護」が差額3,000円と考えると、実はコスパは良好です。
RAM容量は従来モデルの2倍の4GBですから、2画面表示で複数のアプリを同時に使用しても快適です。
また、ディスプレイの解像度もフルハイビジョン画質(1920×1080)を上回っていますので、動画も快適に楽しめますね。
(大きな声では言えませんが)Google Playも問題なくインストールできますし、64bitアプリに対応しているため、Play ストアの豊富なアプリを利用できます。
そして『Fire HD 8 タブレット 2022年モデル』はFire OS 8搭載でGoogle Playの動作に問題があるため、このモデルがGoogle Playが正常動作する最後のFireタブレットになります。
- 高性能、4GB RAM
- ワイヤレス充電対応
- 解像度がフルハイビジョン超え
- デュアルステレオスピーカー
- Alexaハンズフリー、Showモード対応
- 保証期間1年間
- 64bitアプリ対応
- Google Playが動作
- 価格が高い
- 重量468g

第3位:Fire HD 8 32GB
今が買い時の第3位は参考価格13,980円の『Fire HD 8 32GB』です。
従来モデルから最大30%高速化、64bitアプリ対応、Bluetooth 5.2 LE対応、Miracast対応テレビへのディスプレイミラーリングなど、順当に性能アップしています。
ほぼA5サイズで持ち運びの邪魔にならないですし、ステレオスピーカーを内蔵していますから、外出先でプライム・ビデオなどを視聴したい方にもピッタリです。
また、保証期間が1年間に延長されたのもうれしいですね。
(大きな声では言えませんが)初期OSがFire OS 8のため、Google Playの動作に問題があります。
- デュアルステレオスピーカー
- Alexaハンズフリー、Showモード対応
- 保証期間1年間
- 64bitアプリ対応
- 解像度がハイビジョン相当
- Google Playの動作に問題あり

第4位:Fire HD 10 キッズモデル
今が買い時の第4位は参考価格23,980円の『Fire HD 10 キッズモデル』です。
詳細はリンク先の記事でご紹介していますが、このモデルは『Fire HD 10 32GB』に『Amazon純正キッズカバー』と「壊れたら何度でも交換できる2年間保証(事故保証プランは交換が1度だけ)」、さらに『Amazon Kids+ 1年間利用料金』がセットになった商品で、個別に購入するより9,220円もお得です。
タブレット本体はFire HD 10 32GBですから、もちろん「普通のFireタブレット」としても使えます。
Fire HD 10 32GBとの差額4,000円は割高に感じますが、手厚い2年間保証があるだけでもオススメしたいモデルです。
Fire HD 10 キッズモデル | 個別に購入 | |
---|---|---|
Fire HD 10 32GB | – | 19,980円 |
キッズカバー | – | 3,980円 |
事故保証プラン (2年間) | – | 3,480円 |
Amazon Kids+ (1年間) | – | 5,760円 (月額480円x12ヶ月) |
合計 | 23,980円 | 33,200円 (+9,220円) |

第5位:Fire 7 16GB
今が買い時の第5位は参考価格8,980円の『Fire 7 16GB』です。
従来モデルから最大30%高速化、64bitアプリ対応、RAM容量2倍、USB Type-Cポート採用、Wi-Fi 5対応など、順当に性能アップしています。
実は本体サイズとディスプレイ解像度、スピーカーを除き、『Fire HD 8 2020年モデル』と性能に差がなくなりました。
おサイフにやさしい低価格に加えて性能も向上したため、コスパがさらに高くなりましたね。
重量が282gとケースを含めても500mLのペットボトルよりも軽いうえ、バッテリー駆動時間が10時間に延び、落下テストでの耐久性はiPad Mini(2021)の2倍もあるそうで、まさに「持ち運び」に特化したデザインです。
(大きな声では言えませんが)初期OSがFire OS 8のため、Google Playの動作に問題があります。
- 価格が安い
- 最軽量282g
- Alexaハンズフリー対応
- 保証期間1年間
- 64bitアプリ対応
- 解像度がハイビジョン未満
- モノラルスピーカー
- Google Playの動作に問題あり

買い替えオススメ度
旧モデルをお持ちの方は買い換えを検討していませんか?
そこで旧モデルをお持ちで現行モデルの同じサイズへの買い換えを検討されている方向けに、買い替えオススメ度をご紹介します。
なお、サイズが大きくなると性能もアップするため、上位サイズへの買い換えはどのモデルもオススメです、
現行モデル | 買い替え オススメ度 | 注目ポイント |
---|---|---|
Fire 7 2022年モデル | 30%高速化 64bitアプリ対応 RAM容量2倍 USB Type-C Wi-Fi 5 1年間保証 | |
Fire 7 キッズモデル 2022年モデル | 30%高速化 64bitアプリ対応 RAM容量2倍 USB Type-C Wi-Fi 5 | |
Fire HD 8 2022年モデル | 30%高速化 64bitアプリ対応 Bluetooth 5.2 LE ディスプレイミラーリング 1年間保証 | |
Fire HD 8 Plus 2022年モデル | 30%高速化 64bitアプリ対応 5MPリアカメラ Bluetooth 5.2 LE ディスプレイミラーリング 1年間保証 | |
Fire HD 8 キッズモデル 2022年モデル | 30%高速化 64bitアプリ対応 ディスプレイミラーリング | |
Fire HD 10 2021年モデル | RAM容量1.5倍 | |
Fire HD 10 Plus 2021年モデル | RAM容量2倍 ワイヤレス充電 | |
Fire HD 10 キッズモデル 2021年モデル | RAM容量1.5倍 |
購入後はこちらをどうぞ
初期設定は簡単
Fireタブレットは初心者にもやさしい設計のため、面倒な初期設定も事前に入力する項目を何点か確認しておけば迷うことなく終ります。
リンク先では必要な事前準備や設定内容を順を追ってご紹介していますので、参考にしてみてください。

公式ヘルプもどうぞ
設定やトラブルでわからないことはAmazonさんの公式ヘルプ「Amazonデバイス サポート」も確認してみてください。
デバイスごと、項目ごとに詳しく説明されていて便利ですよ。
なお、Fireタブレットは世代ごとにヘルプが用意されていますので「Fireタブレットの見分け方」も参考にしてみてください。
まとめ
発売時期やモデルチェンジの状況などから、今が買い時のFireタブレット5モデルと現行モデルへの買い換えのオススメ度をご紹介しましたが、それでもモデル選びは悩みますよね。
最後の一押しとして、最高性能をお望みであれば『Fire Max 11 64GB』、ご自宅内でお使いであれば『Fire HD 10 Plus 32GB』、持ち運びをお考えであれば『Fire HD 8 32GB』を選んでいただければ間違いないと思います。
私の経験が皆さんの参考になればうれしいです。