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Fire 7 タブレット 2022年モデルとGoogle Playに関する情報まとめ

Amazon Fireタブレット Fire 7 2022年モデル Google Play インストール 雑記
約4分で読めます
2022年モデル暫定対応

「Fire OS 8.3.1.3」搭載の『Fire 7 タブレット 2022年モデル』と『Fire HD 8 タブレット 2022年モデル』で、Play ストアの起動とアプリの追加、Amazon純正アプリが動作するAPKファイルの組み合わせが確認できました。

ですが、今後のアップデートで動作しなくなる可能性があるのと、Play ストアから追加するアプリ自体は動作しないものが多いため、暫定対応とさせていただきます。

【詳細解説】超簡単!FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法
Fire OS 8・2023年モデル対応。Amazon FireタブレットにGoogle PlayをインストールしてAndroidアプリを使う手順やポイントをご紹介します。
検証保留のお知らせ

この記事でご紹介したいくつかの方法でGoogle Playをインストールすると著作権法違反に問われる可能性があるとのご指摘をいただきました。

つきましては検証を保留し、別の方法を考えてみます。

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Fire 7 タブレット 2022年モデルにGoogle Playをインストールすると場合によっては違法になる可能性がありますよという話題をご紹介します。

2022年6月29日にAmazonさんの7インチ タブレット『Fire 7 タブレット 2022年モデル』が販売を開始しました。

Fireタブレットの新モデルがでると(私を含めた)一部で話題になるのが「Google Playはインストールできるの?」ですが、某所で公開していた情報ページは他サイト様に無断転載されてしまったため、ページを非公開とし、ファイルも削除させていただきました(ごめんなさい)。

つきましては動作確認などで判明している現在までの情報のみを、こちらにまとめ直してご紹介します。

ご多忙の中、確認にご協力いただいている皆さま並びに情報を提供いただいている皆さま本当にありがとうございます。

【詳細解説】超簡単!FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法
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アプリが動かない理由は2つ

Fire 7 2022年モデルにGoogle Playをインストールすること自体は今までの手順で簡単にできますが、思いのほか動かないアプリが多くないですか?

アプリが動かない理由は大きく分けると「アプリの動作要件を満たしていない」と「アカウントの同期でつまずく」の2つあります。

ABIが「32bit」から「32bit/64bit hybrid」に変更

Fire 7 2022年モデルにGoogle Playをインストールするうえで、初期OSがAndroid 11ベースの「Fire OS 8」に変更された点が注目されますが、OS側の制限はFire OS 7からそこまで変更はありません。

実は本当の問題はABIが「32bit/64bit hybrid」に変更された点なんです。

YouTubeで指摘されている方がいらっしゃるようですが、そもそもFire 7 2022年モデルは64bitアプリの動作要件を「すべて」満たしている訳ではありません。

「すべて」の部分が問題で、FireタブレットはAmazon Android アプリストアからアプリを追加することが前提のためか、追加時にアプリの種類を判別する機能が実装されていないため、動作要件を満たしていないアプリも追加できてしまうようです。

32bitの制限がなくなり、これまではABIの部分で弾かれていたアプリも追加して起動できてしまうのが「動かない」が増えた原因です。

ABIの件はご協力いただいている方から今回のようなゴタゴタが起こると指摘されていたため、事前にスクショを撮っていたのですが、2022年5月20日時点では「32bit」だったのが、知らないうちに「32bit/64bit hybrid」に変更されてしまいました。

2022年5月20日時点でABIは「32bit」

2022年5月20日時点でABIは「32bit」


2022年7月1日時点でABIは「32bit/64bit hybrid」に変更済み

2022年7月1日時点でABIは「32bit/64bit hybrid」に変更済み

「Fire OS版」と「本物」が仲違い

Fire OSには「Googleサービスフレームワーク」と「Google Play開発者サービス」に似た機能(ほぼそのままです)が実装されていて、Alexa(Amazonアカウント)の同期やShowモードの制御などに使っています。

この機能がちょっと厄介で、Fire OS 7以降、Google Playを動かすために後からインストールした「本物のGoogleサービスフレームワーク」と「本物のGoogle Play開発者サービス」を乗っ取るかたちで動いてしまうことがあります。

これが、FireタブレットがGoogle アカウントの同期でつまずいたり、発売当初の『Fire HD 10 Plus』がShowモードの制御でつまずき、ワイヤレス充電スタンドで正しく充電できなかった原因とされています。

Fireタブレット本来の使い方からしますと、この動作は正しいのですが、副次的にGoogle Playの動作に影響を与えてしまうため、「AmazonがGoogle Playの制限を進めている」とされてしまうのですね。

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解決策は?

「アプリの動作要件を満たしていない」問題はFire 7 2022年モデルの仕様が原因なので解決は難しいですが、「アカウントの同期でつまずく」問題は皆さまのご協力を仰ぎつつ、現在いくつか解決策を試しています。

1つは「Alexa(Amazonアカウント)の同期を制限する」で、もう1つは「Android実機からアレやコレや」です。

なお「APKMirror」などから入手できるAPKファイルの組み合わせの変更だけでは、安定動作させるのはおそらく難しいです。

一応それなりの組み合わせは判明済みでして、Amazonアカウントの登録回避と併せると安定動作してるようにみえるのですが、再起動や更新のタイミング次第では不安定になってしまいます。

もう1つ、「microG」を使った解決策もご提案いただいているため、もしかしたら今後はこちらが主流になるかも知れませんね。

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同期制限は微妙?

「Alexa(Amazonアカウント)の同期を制限する」こと自体は(なんでしたら、ほぼ完全に停止することもできますし)難しくないのですが、現在のAlexaはFireタブレットの動作に関係している範囲が広く、それを制限することで悪影響を及ぼす範囲がわかりません。

初期のFire OS 7を搭載した『Fire HD 8 2020年モデル』にGoogle Playをインストールすると、Alexaの設定順序によっては強制終了する不具合(?)がありましたが、あの状態になってしまう可能性もあります。

悪影響が最小限になる制限方法を検証中ですが、正直この解決策は微妙な感じです。

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Android実機所有が重要になるかも?

安定動作を好まれる一部の上級者の方はご存じだと思いますが、「Android実機からアレやコレや」は古くからある手法の1つです。

手順などはネット検索ですぐに見つかると思いますが、著作権絡みのグレーな部分を解決しきれないのがネックです。

実はバッチリのタイミングで、格安タブレットがネットで話題になっています。

我が家もお迎え済みですが、Android実機を1台用意しておくと幸せになれるかも知れませんよ。

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まとめ

Fireタブレット新モデルの恒例行事「Google Playはインストールできるの?」ですが、今回は少し歯応えがある感じですね。

すでにある程度の手順は確立できているのですが、ここに来てまさかの他サイト様による無断転載が発覚で正直落ち込んでいます。

リンクしていただくのは歓迎ですが、ご自身のサイトにそのまま掲載されるのは、ご協力いただいている皆さまに申し訳が立ちませんので、お願いですからやめてください。


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