2018年10月発売の『Fire HD 8(第8世代)』から搭載の「Fire OS 6」はmicroSDカードの使い方を「外部ストレージ」と「内部ストレージ」の2種類から選べるようになりました。
このうち新しい使い方となる「内部ストレージ」でmicroSDカードが認識されなくなることがあるよ、という話題をご紹介します。
「SDカードがありません」通知が不安
使い方の違いなどはリンク先の記事を参考にしていただきたいのですが、Amazonさんは2種類のうち「内部ストレージ」として設定する使い方を推奨しています。
たしかに設定が済んでしまえば自動で管理してくれますしアプリデータを保存できるため、Fireタブレットの容量を増やすという使い方としては正しい選択のように思えるのですが、どうも動作が不安定なんです。
具体的にはFireタブレットの動作が急にゆっくりになったり、「SDカードがありません」という通知がでたりするんですね。
その状態でストレージ設定を確認するとカードは認識されていないですし、差し直しをさせられたりします。
内部ストレージとして設定した場合、パソコンなどで読み込むことができないため、取り外しを想定していないはずなのですが、差し直しをさせられるのは何だか不安になりますよね。
「外部ストレージ」として使うのが無難かも
先日、別の不具合の確認にご協力いただいた方にも同じような症状があるとのことで「私だけじゃないんだ~」と安心したのですが、よくよく考えるといつまた通知がでて認識しなくなるのか不安を抱えたまま使うことに変わりはないんですね。
そんなわけで「microSDカードは内部ストレージではなく外部ストレージとして使うのが無難かも?」というのが今のところの感想です。
もうひとつ、Amazonさん公式の使い方からは外れますが、Fire OS 6は仮想メモリアプリの『Swapper & Tools』とも相性が悪いみたいです。
このアプリ、Fireタブレットのメモリ不足を助けてくれて大変便利なため、以前から記事にしようといろいろ確認中なのですが、動作が今ひとつ不安定なんです。
Fire OS 5ではオススメの設定手順も確認できたので、機会があれば記事にしたいですね。
まとめ
辛口評価となってしまったmicroSDカードの内部ストレージ設定ですが、Fireタブレットの容量不足を解消するにはこちらの設定が正しい選択なため、Amazonさんが推奨するのもわかるんです。
ですが突然認識しなくなるかも?と常に不安を抱えたまま使うのは心配ですよね。
OSのアップデートで不具合が解決されるまでは、外部ストレージ設定で使い続けるのが良さそうですか?