【誰かのお役に立つかもしれない、ひっそり記事】
Fireタブレットは世界中で販売されていますが、Amazonさんが提供するサービスは国ごとに異なるため、それぞれの国にあわせたカスタマイズが施されています。
といいましても、各国向けに特別モデルが販売されているわけではなく、例えばFire OSのメニューを非表示にすることで機能を呼び出せなくしているだけの場合も多いようです。
そんな端末上には存在するけれど非表示なっている機能を(無理やり)呼び出すことができるアプリ『Activity Launcher』をご紹介します。
インストール手順
- Google Playをインストール
- Activity Launcherをインストール
Activity Launcherは「Amazon Android アプリストア」での取扱いがないため、「Play ストア」から入手する必要があります。
そのため、まずは「Google Play」をインストールしてください。
次にPlay ストアからActivity Launcherをインストールしてください。
スクリーンショットや説明文は英語ですが、アプリ自体は日本語に対応していますよ。
Activity Launcher
Adam Szalkowski無料posted withアプリーチ
操作手順
Activity Launcherは端末上に存在する機能や操作画面(アクティビティ)を直接呼び出すだけのシンプルなアプリです。
ですから端末上に存在するアクティビティを読み込み、一覧から選択するだけと操作も非常に簡単です。
なお、Activity Launcherにはアクティビティへのショートカットを作成する機能もありますが、Fire OSでは正しく動作しないため注意してください。
- [ホーム]画面でActivity Launcherアイコンをタップして起動
- [Activity Launcher]画面で最近のアクティビティをタップ、すべてのアクティビティをタップ
- 読み込み完了後、起動するアクティビティをタップ
こんなことができます
Googleアカウント設定
『Fire HD 8(第8世代)』から搭載のFire OS 6にGoogle PlayをインストールしてもGoogle 設定が追加されないため、Google アカウントを管理できません。
ですが管理する機能自体はFire OS 6にも組み込まれていますので、Activity Launcherで呼び出すことでGoogle アカウントの設定変更や追加・削除ができるようになります。
詳細はリンク先の記事を参考にしてみてください。
マルチユーザー・マルチプロフィール設定
Fireタブレットは1台の端末を複数のユーザーが切り替えて使う「マルチユーザー」機能には対応していません、ということになっていますが実は対応しているんです。
しかも、端末の全機能を使える管理ユーザーはもちろん、アプリやコンテンツ単位で使用制限が可能な制限付きユーザーが設定できたりと意外と多機能なんです。
また、別の記事で紹介した「ファミリープロフィール」の設定もできますよ。
なお、複数のAmazonアカウントを切り替えて使う「マルチアカウント」の設定もできるのですが、支払い関連機能の一部が正しく動いていないようなので注意してください。
これらの機能については、いつもご協力いただいている方々と動作確認中のため、機会がありましたらあらためてご紹介したいと思います。
まとめ
Activity Launcherを使うと端末上に存在するさまざまな機能を呼び出すことができますが、Amazonさんが本来使わせたくない機能まで使えてしまうため、利用には注意が必要です。
Activity LauncherでFireタブレットの内部をのぞくと、日本では提供していないAmazonさんのサービスに対応した機能の存在を多数確認できますので、今後のサービス拡充にも期待したいですね。