今年4月にお迎えしたところ我が家のWi-Fi環境を劇的に改善してくれたNECさんの『Aterm WG2600HP2』。
ネット記事でみかけた機能アップが気になり、我慢できずに予約してしまった同じくNECさんの『Aterm WG2600HP3』をお迎えしたのでご紹介します。
WG2600HP3の気になる機能アップ
最新機種の『Aterm WG2600HP3』と前機種の『Aterm WG2600HP2』、モデル名がそっくりなとおり、外観の変更をのぞくと基本的な仕様はほとんど同じですが、私がお迎えに踏み切った気になる機能アップは以下の点です。
- 動作中のチャネル切替に対応
- ワイドレンジアンテナを採用
- IPv6(IPoE)とIPv4 over IPv6に対応、IPv6 High Speedに対応予定
動作中のチャネル切替に対応
周囲にある他の無線LANアクセスポイントの利用状況を調べ、電波状況の良いチャネルへ自動的に切り替えてくれる便利な機能「オートチャネルセレクト」。
『Aterm WG2600HP2』も5GHz帯と2.4GHz帯の両方でこの機能に対応していますが、動作するのは起動時のみ、つまり、Wi-Fiにつながりにくいな~と思ったら再起動する必要があるんです。
この機能、我が家では効果が実感できるので大活躍なんですが、再起動は地味に不便なんです……。
その点『Aterm WG2600HP3』は「動作中のチャネル切替に対応」しているので、いちいち再起動するする必要がないんです、便利~。
切り替えは無通信状態でのみ行われるので、同じような効果が実感できるかは使い込んでみないとわからないのですが、我が家にとってはとてもうれしい機能アップですね!
初期設定から3週間ほど連続使用しましたが、動作中の「オートチャネルセレクト」によるチャネルの自動切り替えを5GHz帯と2.4GHz帯の両方で確認しました。
切り替えのタイミングはわからないのですが、これまで一度も電源を落としたり再起動していないのにチャンネルが切り替わっていますので、「動作中のチャネル切替」は間違いなく働いているようです。
ワイドレンジアンテナを採用
NECさん曰く『Aterm WG2600HP3』は「立体的な三方向にまんべんなく電波を放射する独自の[ワイドレンジアンテナ]を採用。360°電波が届き、安定した通信が行えます。」とのことで、「スマートフォンなどの端末をいろいろな角度で使っても電波の強弱がなく、しっかり届くので快適です。」とのことです。
我が家の場合、電波の届く範囲と安定性は『Aterm WG2600HP2』で十分だと思っていましたが、寝っ転がってスマホを操作していると通信状態が良くないことがありまして、たしかに『Aterm WG2600HP3』だとスマホの角度で電波の強度が変わることが少ないので期待が持てそうです。
IPv6(IPoE)とIPv4 over IPv6に対応、IPv6 High Speedに対応予定
「IPv6(IPoE)」と「IPv4 over IPv6」についてはリンク先を参考にしていただきたいのですが、要はインターネットの通信速度が速くなる技術のようです。
『Aterm WG2600HP2』は「IPv6ブリッジ」というIPv6通信を通過させる機能しかないので、これらの接続方式に対応したルーターが別途必要だったのですが、対応している『Aterm WG2600HP3』はルーターとして使うことができるのですね、なるほど。
また、10月に対応予定のNECさん独自技術のブースト機能「IPv6 High Speed」により、通常のIPv6通信に比べて「約3倍」スピードアップするんですって!
ちなみに我が家のインターネット環境を調べたところ、IPv6通信に対応しているようですが、NECさんの接続確認済みリストに含まれていないので、今後に期待ですね。
まとめ
我が家のWi-Fi管理人こと私が予約してお迎えしたNECさんの『Aterm WG2600HP3』。
「ワイドレンジアンテナ」や「IPv6関連機能」も魅力的ですが、「動作中のチャネル切替に対応」しただけでも大満足です。
これらの機能アップにピーンときた方、オススメですよ~。
また、これらの機能アップに魅力を感じない方は、基本性能は十分高いので、値下がりした『Aterm WG2600HP2』を選ぶのもオススメですね。
動作中のチャネル切替は期待どおりに活躍してくれるとうれしいですね。
ワイドレンジアンテナの効果にも期待ですよ~。