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親目線の中学・高校・大学生向けパソコンの選び方 学校推薦パソコン・大学生協パソコンがダメはもう古い

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ここ数年、我が家の子どもや甥っ子、姪っ子達に、中学・高校・大学生向けのパソコンを選ぶ機会が何度もありました。

聞くところによりますと、大学だけでなく中学や高校でも、授業で使うパソコンを自分で選んで持ち込ませる、いわゆる「BYOD(Bring Your Own Device)」を導入する学校が増えているそうです。

ですが選択肢が多くなると、どれを選べば良いか悩みますよね?

そこで私の経験をもとに、親目線の中学・高校・大学生向けパソコンの選び方をまとめてみました。

【結論】学校推薦パソコン、大学生協パソコンから選ぶ

「学校推薦パソコン」や「大学生協パソコン」と呼ばれる各学校がオススメするモデルは、学校用パソコンを選ぶ際の選択肢の1つですよね。

ですが、これらをネットで調べると、その評判はあまり良くありません。

特に大学生協パソコンは、検索候補に「ゴミ」なんてでてくる悲しい状況です。

ですが、其の手の否定的な記事を読みますと、安く買うために、こんなことを「自分で」しなさいと書かれていませんか?

  • 推奨スペックを満たすモデルを探す
  • 延長保証を選んで付ける
  • 壊れたら修理を手配する
  • 修理中の代替機を手配する

・・・・・・いえね、こんなことが自分でできる人は、そもそもパソコン選びで悩まないんですよ。

同じことが学校推薦パソコンにも言えまして、特に推奨スペックなんて数字だけではわからない部分もありますから、「学校の授業で問題なく使える安心感」にお金を払う価値は十分にあります。

また、操作に慣れていないお子さんですと、周りのお友達に聞くことも多いですから、「他の人も使っている安心感」にもお金を払う価値はあります。

ですから、学校推薦パソコンや大学生協パソコンは選択肢として「十分にアリ」どころか、むしろ「オススメ」です。

ちなみに、とあるワークショップでこの件が話題になったのですが、職種も立場も異なる4名のプロの方々が口を揃えて「学校推薦パソコンや大学生協パソコンをダメと決めつける人は、情報が古く、理解が足りない」と仰ってましたよ。

選び方のポイント

学校推薦パソコンや大学生協パソコンがオススメな理由は説明しましたが、モデルが複数ある場合、その中から選ぶ必要がありますよね?

もちろん、お値段で決めても良いのですが、できれば、

  1. 本体重量が軽い
  2. バッテリー駆動時間が長い
  3. [大学生の場合] メモリが16GB以上

の3点を重視するのがオススメです。

特に「① 本体重量」は持ち運びの負担に直接影響するため、他のスペックが多少見劣りしても、できるだけ軽いモデルを選ぶのがオススメです。

また「② バッテリー駆動時間」は8時間以上を推奨している学校が多いようですが、経年劣化で短くなるため、10時間以上のモデルを選ぶのがオススメです。

併せて大学生の場合、できれば「③ メモリが16GB以上」のモデルを選ぶのがオススメです。

これは姪っ子の実体験ですが、普通に使うには8GBでも問題ないのですが、少し凝った使い方をするのに、メモリは多いに越したことはありません。

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iPadはどうなの?

とある私学にお勤めの先生のお話では、毎年の入学説明会で保護者から「iPadはダメですか?」と聞かれるそうです。

その先生いわく「iPadを選んではいけないということはありません」と答えるそうですが、もし学校推薦端末にiPadが含まれていない場合、それは「iPadはやめて」と解釈して欲しいそうです。

先生方は学校推薦端末の操作は習いますが、その中にiPadが含まれていない場合、操作が分からない可能性があります。

また、iPadはApple IDに紐付けされているため、学校で故障した際に先生方では対処できず、お子さんが自分で認証などをできる必要があります。

ですが、そんなことができるお子さんは、まずいないそうです。

ですから、お忙しい先生方に余計な負担をかけないためにも、学校推薦端末に含まれていない場合、iPadはやめておきましょう。

壊れた時の対策を事前に考えておく

学校用パソコンは壊れます。

大事なことなので繰り返しますが、学校用パソコンは壊れます。

ですから、お子さんの在学期間中有効な保証を付けられた方も安心せずに、

  1. 端末
  2. データ

の2つの面で、壊れた時の対策を事前に考えておくのがオススメです。

「① 端末」については、代替機の確保です。

貸出機を用意している学校ではその借り方や、ご家庭内に使える端末があるかなどを確認しておきましょう。

我が家のピンチは、税込12,980円で手に入れたChromebookが大活躍してくれました。

「② データ」については、授業で使うデータがどこに保存されているかの確認です。

例えば授業で「Google Classroom」を使っている場合、データはすべてGoogleさんに保存されているため、パソコンが壊れてもデータを失う心配はないですし、代替機でアクセスすれば同じように使うことができます。

また、データがパソコンに保存されている場合、Google ドライブなどへ常にバックアップすることで、データを保護できます。

この辺りは各学校でサポートしてくれる場合もありますので、相談してみるのもオススメですね。

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まとめ:パソコンに詳しい人が見落とす重要なポイント

この記事を投稿しようと思った切っ掛けは、とあるワークショップに参加した経験と、高校に進学する甥っ子からの相談でした。

甥っ子がパソコンに詳しいお友達に相談したところ、価格はお安いですが本体重量が約1.7kgもあるモデルを勧められたそうで、「これ、大丈夫?」と私に連絡がありました。

元気旺盛な男子とはいえ、1.7kgのパソコンを毎日持ち歩くのは大変でしょうから、「重いよ」と答えておきました。

また、義妹が中学に進学する姪っ子のパソコン選びをママ友さんに相談したところ、パソコンに詳しいその方のパパさんからiPadを勧められたそうです。

学校推薦端末にiPadは含まれていなかったため、相談された私は「クラスでiPadを使っているのは姪っ子だけかもよ」と答えておきました。

パソコンに詳しい人は、その人がお持ちの知識や技量、経験を他の人も当たり前に持っていると考えがちです。

ですから、パソコンに詳しくない人が直面するであろう困りごとを想像できなかったり、その困りごとは取捨選択したうえでの当然の結果だと考えたりするんですね。

結局、甥っ子と姪っ子には学校推薦パソコンの中で本体重量が一番軽いモデルを勧め、それを選びましたが、正解だと思います。

今後、そのパソコンの性能が足りないと感じるようであれば、それはそれだけの知識や技量、経験を得たということですから、その時に改めて必要なスペックのパソコンを自分で選んで購入すれば良いのですから。

私の経験が皆さんの参考になればうれしいです。

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