『Fire TV Stick』にはMicro USBポートが1つしかありません。
そこでUSBポートを3つに増やし、イーサネットアダプタ(有線LANアダプタ)として有線LAN接続にも対応した『Smays Micro USB OTG ハブ』をご紹介します。
OTG・給電・セルフパワー対応
Fire TV Stickで使うにはUSBハブが下記3つの条件を満たす必要があります。
- OTG
- 給電
- セルフパワー
「OTG」はFire TV StickでUSB機器を認識するために、「給電」はMicro USBコネクタを通してFire TV Stickに給電するために、「セルフパワー」は接続した機器に安定して給電するために必要です。
もちろん『Smays Micro USB OTG ハブ』はすべての条件を満たしています。
USB接続した機器間で制御する側(USBホスト)と制御される側(USBデバイス)を適宜切り替える機能を「USB OTG(USB On-The-Go)」といいます。
有線LANアダプタ機能
3つのUSB Type-Aポート以外に有線LANポートも搭載されています。
そのためLANケーブルを接続することで、Fire TV Stickを有線LANでネットに接続できます。
5V・2A以上のUSB電源アダプタが必要
Fire TV StickやUSB機器に安定して給電するため、『Anker PowerPort mini』など「5V・2A以上の給電に対応したUSB電源アダプタ」が別途必要です。
Fire TV Stickに付属のUSB電源アダプタは「5V・2A以上の給電に対応していない」ので気を付けてください。
USB機器は自動認識
OTG対応のためUSB機器は自動で認識してくれます。
また、調べた範囲ではUSB電源アダプタに接続していると1ポート単独使用で5V・1A程度まで給電できるようなので、バスパワー対応のポータブルHDDなどは動作しそうですね。
強制給電に注意
Micro USBコネクタをアダプタで変換することで、USBハブとしてパソコンなどに接続することもできます。
ですが、USB電源アダプタに接続されているとMicro USBコネクタを通して給電されてしまうため、接続先のUSBポートが給電に対応していない場合はUSB電源アダプタに接続しないよう気を付けてください。
まとめ
『Fire TV Stick』のUSBポートを簡単に増やせる『Smays Micro USB OTG ハブ』をご紹介しました。
有線LANアダプタとしても使えるので、純正の『Amazon イーサネットアダプタ』の代りとして通信環境の改善にもオススメです。