以前、Googleさんが規制を強化してFireタブレットでGoogle Playが使えなくなるかも?という記事を投稿しましたが、どうやらそれとは真逆の展開がありそうかも?という希望的観測にすぎない話題をご紹介します。
不思議なメッセージ?
先日、Amazonさんの子供向け知育コンテンツ定額サービス「FreeTime Unlimited(フリータイム アンリミテッド)」が日本で開始しました。
このサービスは同じAmazonアカウントを登録した別のFireタブレットでも利用でき、紐付けした子ども用プロフィールを端末間で同期することができます。
下のスクリーンショットはGoogle PlayをインストールしてあるFireタブレットでプロフィールを設定をしている際のものですが、なにか変じゃありませんか?
そうです、Fireタブレットは対応していないはずの「Google Playストアを開く」ボタンが表示されているんです。
このメッセージはGoogle PlayをインストールしていないFireタブレットでは表示されないため、インストール状況を確認して、それぞれ別のメッセージを表示させているということですよね?
歩み寄り?
FreeTime Unlimitedが米国で開始したのは2012年12月ですが、このサービスに対応した「Amazon FreeTime」アプリがインストールされているAndroid端末が、サービス開始前(!)の一昨年ごろから日本でも販売されているようです(しかもアンインストールできないようです・・・・・・)。
FreeTime UnlimitedはFireタブレット専用のサービスではないため、(サービス開始前だったことに目をつむると)これ自体は不思議なことではないのですが、海外の記事やフォーラムを眺めていると、どうやらお互いのコンテンツ充実のためにAmazonさんとGoogleさんがお互いに歩み寄りの姿勢を見せているようです。
日本のFreeTime Unlimitedのサービス内容をみましても、知育サービス大手企業さんも参加していますので、みんなで仲良く手を取り合って、ついでにFireタブレットもGoogle Playに正式対応のような流れも有り得る気がしませんか?
- Amazon Kindle FreeTime Unlimited launches, bundles kid-friendly media, menu for a fee
- Parents with Android phones can now get Amazon FreeTime
まとめ
ここまで来て今更ですが、このメッセージがでるのは単にFireタブレット用とその他Android端末用でアプリに違いがないからですよ、という落ちな気がしますが、この流れでFireタブレットがGoogle Playに正式対応してくれたらうれしいです。
Google Playが使えなくなるかも?とおびえていた去年の今頃に比べれば、少なくとも規制強化の流れではなさそうなだけでもありがたいので、AmazonさんとGoogleさんには末永く仲良くしていただきたいですね。