先日、「けっこう安い。」のキャッチコピーで有名なイオシスさんで、台数限定ですが税込6,980円で販売中の8インチ タブレット『EGBOK P803』をお迎えしました。
また、2022年6月29日に発売したばかりのAmazonさんの7インチ タブレット『Fire 7 タブレット 2022年モデル』もお迎えしたので、同価格のタブレットを比較してみました。
EGBOK P803とFire 7 2022年モデルの仕様比較
EGBOK P803 | Fire 7 2022年モデル |
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参考価格 | 6,980円 | 6,980円 |
画面サイズ | 8インチ | 7インチ |
解像度 | 1280 x 800 | 1024 x 600 |
本体サイズ | 208 x 127.8 x 10mm | 181 x 118 x 9.7mm |
重量 | 380g | 282g |
初期OS | Android 11 | Fire OS 8 (Android 11 ベース) |
SoC | Unisoc SC9863A | MediaTek MT8168 |
RAM | 2GB / 3GB | 2GB |
内部ストレージ | 32GB | 16GB |
microSDカード | 対応 (容量不明) | 対応 (1TBまで) |
USBポート | USB Type-C (PD非対応) | |
オーディオ | モノラルスピーカー、 3.5mmステレオジャック、 マイク |
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カメラ | フロント : 5メガピクセル リア : 8メガピクセル |
フロント : 2メガピクセル リア : 2メガピクセル |
Wi-Fi | b/g/n (2.4GHz) | a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 LE |
GPS | 搭載 | 非搭載 |
SIM | 2x nanoSIM | 非対応 |
対応バンド | LTE : 1/3/8/18/19/26/28/41 3G : 1/5/8 GSM : 2/3/5/8 |
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Widevine | L3 | L1 |
保証期間 | 6ヶ月 | 1年間 |
付属品 | 10W 電源アダプタ、 USB(C-A)ケーブル、 SIMピン、 マニュアル |
5W 電源アダプタ、 USB(C-A)ケーブル、 スタートガイド |
イオシスさんやAmazonさんの公式ページからの情報をもとに、EGBOK P803とFire 7 タブレット 2022年モデルの仕様をまとめたのが上の表です。
なお「RAM」はイオシスさん公式ですと「2GB」ですが「3GB」も混在してるようです(我が家は店舗で購入して貰いましたが「3GB」でした)。
これをベースに私が気になるポイントをご紹介します。
EGBOK P803が優位なポイント
画面サイズ・解像度
画面サイズの差は1インチですが、並べるとその差は歴然ですね。
Fire 7は2022年モデルから本体サイズの縦横比率を変更したため、縦長のP803はさらに大きく感じます。
また、Fire 7の解像度の低さは気になりますね。
その分、重量差は約100gもあるので気を付けてください。
SIMフリー
Fire 7にはない、P803の特長の1つが「SIMフリー」ですね。
いただいた情報によりますと、ドコモ・au網であればMVNOも含めモバイルデータ通信ができているようです(対応バンド的にはソフトバンク網でも問題ないようです)。
また、技適マークをしっかり取得しているのも好評価ですね。
GPS
「GPS」もFire 7にはない、P803の特長の1つです。
「Yahoo!カーナビ」アプリなどを使えば簡易ナビとしても使えますね。
Fireタブレットも外付けのGPSレシーバーを接続できますが、ちょっと面倒です。
Yahoo!カーナビ
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Fire 7が優位なポイント
Widevine L1
Fire 7はDRM(デジタル著作権管理)の「Widevine」が「L1」かつ認証端末のため、プライム・ビデオやNetflixなどを高画質で観ることができます。
一方、P803は「L3」のため、高画質で観ることができません。
また、解像度はP803が上回りますが、画面が暗いといいますか、色味が薄く感じます。
製品保証 1年・セキュリティアップデート 4年
P803にもイオシスさんの6ヶ月保証がありますが、Amazonさんの1年保証があるFire 7にはかないません。
また、あまり知られていませんが、Fireタブレットには「Amazonサイトで端末が最後に販売されてから少なくとも4年の間、ソフトウェアセキュリティアップデートが保証される」という決まりがあり、Fire 7 2022年モデルの場合、最低2026年までソフトウェアセキュリティアップデートが保証されます。
製品の保証だけでなく、セキュリティの保証もしてくれるのは安心ですね。
アクセサリー
スタンドケース
6,980円のタブレットにケースはもったいない気もしますが、なにも付けないのは心配な方向けにオススメをご紹介します。
P803は専用品はないようですが、TRkinさんの『ALLDOCUBE Smile 1 用 スタンドケース』がそのまま使えます。
液晶保護フィルム
P803もFire 7も反射が強く、お外では使いづらいです。
ミヤビックスさん『OverLay Plus for EGBOK P803 低反射タイプ』も、ナカバヤシさんの『Digio2 Fire 7 2022 液晶保護フィルム TBF-FT722FLH』も低反射タイプなので、お外に持ち出すのにピッタリですね。
まとめ:「コスパ」vs「安心感」
6,980円で同額のイオシスさんの『EGBOK P803』と、Amazonさんの『Fire 7 タブレット 2022年モデル』を比較してみました。
価格を考えればどちらも素晴しいタブレットですが、台数限定とはいえ「コスパ」はP803の完勝です。
一方、サブスクの対応状況を気にせず使いたい場合や、いざという時にサポートに頼りたい場合、Amazonさんの保証があるFire 7は「安心感」が違います。
その意味では、P803は「上級者向け」、Fire 7は「初心者向け」といえるかも知れません。
迷っちゃいますね。