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Windows XPなら大丈夫!古いWindowsパソコンに対応したプリンター選び

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御両親と工房を営むママ友さんから古いパソコンに保存してあるA4サイズの型紙を印刷したいとの相談を受けました。

このパソコンはOSがWindows XPと非常に古く、本来はプリンターと共に買い替えるべきですが、型紙のデザインソフトがWindows XPまでしか対応していません。

そこでWindows XPに対応したプリンターを探したところ希望通りの製品が見つかったため、古いWindowsパソコンでプリンターを使うときのポイントや選び方、オススメのプリンターをご紹介します。

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古いWindowsパソコンでプリンターを使うときのポイントと選び方

インターネットに接続しない

サポートが終了した古いWindowsにはセキュリティ更新プログラムが提供されず、新しいウイルスや攻撃に対して無防備です。

そのためインターネットには絶対に接続しないでください。

また、USBメモリなどからもウイルス感染の可能性はあるため、ドライバーのインストールに使う場合は事前にウイルスチェックを怠らないよう気を付けてください。

USBまたは有線LAN接続がオススメ

前述の理由からパソコンとプリンターの接続は、1対1で接続するUSB接続、またはネットワークを物理的に分離できる有線LAN接続がオススメです。

また、Wi-Fi(無線LAN)接続は意図せずインターネットに接続してしまう可能性があるためオススメできません。

ブラザー、エプソンはWindows XP以降に対応

古いWindowsパソコンでプリンターを使うときのお悩みポイントといえばドライバーの対応状況です。

調べた結果、ブラザーさんとエプソンさんはWindows XPに正式対応したプリンターを継続販売されていて、ドライバーも提供されています。

両社共にビジネス向けプリンターを多数ラインアップされていますが、この辺りのサポートの良さはさすがですね。

もう1つのプリンターの雄、キヤノンさんはWindows 7以降対応に順次切り替えられているようです。

オススメのA4プリンター3選

ランニングコスト重視なら『ブラザー HL-L5100DN』

1つ目はブラザーさんの白黒印刷専用A4レーザープリンター『HL-L5100DN』です。

本体価格は30,000円前後と少々お高いですが、一般的なレーザープリンターのA4用紙1ページあたりのランニングコストが約3円なのに対し、この機種は約1.9円とお得なうえ、耐久枚数が約30万枚と大量印刷にも対応します。

レーザープリンターはインクジェットプリンターに比べて印刷物が水濡れに強いのもポイントですね。

また、無線LAN接続に対応していないため、意図せずインターネットに接続することもありません。

こちらはカラー印刷が不要で、ランニングコストをおさえたい方にオススメです。

ポイント
  • 白黒印刷専用A4レーザープリンター
  • 価格30,000円前後
  • ランニングコスト:約1.9円(白黒)
  • 耐久枚数:約30万枚
  • 水濡れに強い
  • USB・有線LAN接続対応

初期導入コスト重視なら『エプソン PX-S155』

2つ目はエプソンさんの白黒印刷専用A4インクジェットプリンター『PX-S155』です。

9,000円を切る本体価格とお安くなりますが、ランニングコストが約2.8円と割高になります。

水濡れに強い顔料インクなのもポイントですね。

また、無線LAN接続を無効にできるため、意図せずインターネットに接続することを防ぎます。

こちらはカラー印刷が不要で、初期導入コストをおさえたい方にオススメです。

ポイント
  • 白黒印刷専用A4インクジェットプリンター
  • 価格9,000円前後
  • ランニングコスト:約2.8円(白黒)
  • 耐久枚数:約5万枚
  • 水濡れに強い顔料インク
  • USB・無線LAN・有線LAN接続対応

カラー印刷対応なら『エプソン PX-S505』

3つ目も同じくエプソンさんのカラー印刷対応A4インクジェットプリンター『PX-S505』です。

上の『PX-S155』がカラー印刷に対応した機種で、基本性能は変わらず本体価格が10,000円前後と価格差も少ないですが、ランニングコストが白黒印刷で約4.5円、カラー印刷で約14.4円と割高になります。

全色顔料インクのため水濡れに強いのもポイントです。

また、こちらも無線LAN接続を無効にできるため、意図せずインターネットに接続することもありません。

こちらはカラー印刷が必要で、初期導入コストをおさえたい方にオススメです。

ポイント
  • カラー印刷対応インクジェットプリンター
  • 価格10,000円前後
  • ランニングコスト:約4.5円(白黒)、約14.4円(カラー)
  • 耐久枚数:約5万枚
  • 水濡れに強い顔料インク(黒・カラー)
  • USB・無線LAN・有線LAN接続対応

まとめ

ママ友さんは印刷枚数が多く、印刷物が水に濡れる可能性があるため、ブラザーさんの『HL-L5100DN』を選びました。

とりあえず数年分の型紙が用意できましたし、保存されていた型紙の中にはママ友さんが知らない面白いデザインもあったようで喜んでいましたよ。

とはいえWindows XPは2014年にサポートが終了していますし、古いパソコンですからいつ壊れても不思議ではありません。

印刷した型紙はスキャンしてPDF化したため、今後は別のパソコンからも印刷できるようになりましたが、問題は最新のWindowsに対応していないデザインソフトです。

幸いにも、このパソコンにはパッケージ通常版のWindows XPがインストールされているため、ライセンスの移行も問題ないようですから、思い切って仮想マシンにしてしまうのも手でしょうか。

ちなみに今からパッケージ通常版のWindows XPを購入しようとすると、とんでもない出費になるようですから、箱ごと残しておいて正解でしたね~。

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