Amazonさんのストリーミングメディアプレイヤーの新モデル『Fire TV Stick 4K 第3世代』が2026年9月30日に発売されました。
我が家も発売日に購入してから実機をしばらく使い込んでみましたが、評価が分かれそうなポイントが幾つもありました。
米国Amazonさんのレビューが記事投稿時点(2026年10月14日)で星2.8と辛口な反面、日本Amazonさんのレビューは概ね高評価なようですが、商品を無料でもらえるVine先取りプログラムカスタマーの投稿が多くを占めているのは気になりますよね?
そこでFire TV Stickのほぼすべてのモデルを使ってきた我が家の経験を踏まえ、商品ページではわからない注目ポイントの解説や別モデルとの比較などをご紹介します。

Fire TV Stick 4K 第2世代との比較

Amazon Fire TV Stick 4K 第3世代 2026年モデル
| モデル | Fire TV Stick 4K 第3世代 |
Fire TV Stick 4K 第2世代 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2023年 |
| 価格 | 11,980円 | 7,480円 |
| 最大解像度 | 4K Ultra HD | |
| 映像 | HDR10、 HDR10+、 HLG |
Dolby Vision、 HDR10、 HDR10+、 HLG |
| オーディオ | Dolby Encoded | Dolby Atmos |
| サイズ | 91.5x21.1x14.5mm | 99x33x14mm |
| 重量 | 39.4g | 43.5g |
| Soc | MediaTek MT8698E | MediaTek MT8696D |
| CPU | ARM Cortex-A55(最大1.7GHz) x4 | |
| GPU | ARM G310 V2 (最大500MHz) |
IMG GE9215 (最大650MHz) |
| ストレージ | 8GB | |
| メモリ | 1GB | 2GB |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3+LE | Bluetooth 5.2+LE |
| 電源ポート | USB-C | Micro USB |
| 搭載OS | Vega OS | Fire OS |
| テレビ給電 | 対応 | 非対応 |
| 同梱内容 | 新しいFire TVリモコン 単4電池2本 USB電源ケーブル スタートガイド |
Alexa対応音声認識リモコン 単4電池2本 USB電源ケーブル USB電源アダプタ HDMI延長ケーブル スタートガイド |
『Fire TV Stick 4K 第3世代』と前モデル『Fire TV Stick 4K 第2世代』を比較するため、Amazonさんの技術仕様の気になる点をまとめ直したのが上の表です。
この表をご覧になって「あれ?」と思われた方、貴方はFire TVに相当詳しいはず。
実は4K 第2世代の直系後継モデルは『Fire TV Stick 4K Plus(旧 4K 2024年モデル)』でして、4K 第3世代は名前だけを継承したモデルのため比較はあまり意味がありません。
そこで仕様が近い現行モデルの『Fire TV Stick HD 第2世代』と比較した場合の主な違いは、
- 2,000円値上げ
- 4K画質対応
- Vega OS 2搭載
- 新しいFire TVリモコン付属
という感じになります。
これをベースに私が気になる注目ポイントを詳しくご紹介します。
◎ カスタムボタン搭載新しい「Fire TVリモコン」

カスタムボタン搭載新しい「Fire TVリモコン」
4K 第3世代の一番の注目ポイントといえば、新しい『Fire TVリモコン』。
これまでは別売の『Alexa対応音声認識リモコン Pro』にのみ搭載されていた、お好みのアプリを設定できる「カスタムボタン」が付属リモコンにも採用されたのは素直に高評価です。
リモコン本体の形状も変更されたほか、オレンジの金属製ドーム型ホームボタンの採用やナビゲージョンキーで代用できる早送り・早戻しボタンが削除されるなど各部が大幅に刷新され、私は大変気に入っています。
◎ Vega OSの起動は相変らず速いが動作は普通
Vega OS搭載のFire TV Stickは相変らず起動が本当に速い。
ただしVega OS 2と1で差はないようで、ほぼ同等性能の4K 第3世代とHD 第2世代では速度は変わりません。
また、動作のサクサク感も4K 第3世代とHD 第2世代で差はなく、4K MAXには及ばないという感じですね。
○ 付属品はもう要らない

パッケージの中身
HD 第2世代からUSB電源アダプタとHDMI延長ケーブルが付属しません。
当初は私も否定的だったんですが、今ではAmazonさんの英断だと考えを改めました。
Amazonさんがテレビ給電のお墨付きを与えたモデルがHD 第2世代と4K 第3世代で、すでにテレビやモバイルディスプレイなど20機種以上で試していますが、USBポートからの給電で動かなかったことは一切ありません。
HDMI延長ケーブルは期間限定クーポンで無料でもらえますし、よほど変な位置にHDMIポートがない限り使わないので、USB電源アダプタともども標準で付属する必要はないですね、これ。
△ 4K画質対応は本当に必要?

「4K」表記の初モデル
Fire TV Stick史上、4K 第3世代が本体に「4K」の文字が入った最初のモデルって知ってました?
そんな4K画質対応ですが、例えばNetflixさんだと4K画質の視聴には「プレミアムプラン」が必要なので、再生機器側だけが対応していても意味がありません。
動画配信サービスは上位プランになると料金が跳ね上がる場合が多く、HD画質のプランを契約されている方も多いはず。
そう考えると4K画質対応、本当に必要か微妙ですよね?
△ Vega OSの不安定さは改善されつつあるが

アプリの対応状況を必ず確認
米国Amazonさんのレビューが辛口なのは、(すでに対策済みですが)アプリアイコンが表示されないなど、Vega OSが不評な模様。
日本では生成AI搭載音声アシスタント Alexa+(アレクサプラス)が未提供なため、米国ほど大きな不具合は発生していませんし、不安定さは徐々に改善してきていますが、長時間使用するとまれに反応しなくなるのは相変らずです。
未対応アプリがあるのは仕方無いと諦めるしかないので、お目当てのアプリの対応状況を下記リンク先から事前に必ず確認してくださいね。
評価が難しいモデル

上が4K 第3世代、下がHD 第2世代
ここまでのポイントを踏まえ、4K 第3世代とHD 第2世代の長所をまとめたのが上の表です。
カスタムボタン搭載の新しいFire TVリモコン付属は4K 第3世代の明確な長所ですが、前述の通り4K画質対応の評価は微妙なところ。
一方のHD 第2世代は2,000円安い最廉価モデルという明確な立ち位置があります。
どちらも「お手軽にはじめたい方向け」モデルですが、だとすればHD 第2世代は最廉価でコスパが高いモデルと言え、HD 第2世代は評価が難しいモデルと言えます。
なお、Fire OS搭載モデルを含めたオススメはリンク先の記事でご紹介していますので、ご興味がある方は参考にしてみてください。

まとめ

上から4K 第3世代、HD 第2世代、4K Plus
Amazonさんのストリーミングメディアプレイヤーの新モデル『Fire TV Stick 4K 第3世代』をご紹介しました。
Amazonさんは4K 第3世代を『Fire TV Stick 4K Select』と比較していますが、仕様的には『Fire TV Stick HD 第2世代』が比較対象として適切です。
カスタムボタン搭載の新しい『Fire TVリモコン』の完成度は非常に高いのですが、これと4K画質対応でプラス2,000円をどう評価するかは難しいところ。
4K 第3世代にプラス1,000円で安定度と快適度が1レベル上の『Fire TV Stick 4K Plus』が選択肢に入るため、更に評価が難しい。
Fire TV Stickはセール時の価格変動が大きいため、その時にもっともお得なモデルを選ぶのが良さそうですね。































