『Fire TV Stick』はネットに接続して使いますから、セキュリティが気になりますよね。
怪しいアプリを使わない、不正な改造をしないなど自分で気を付けることも大事ですが、そもそもFire TV Stick自体がセキュリティに弱い状態ではお手上げです。
そこでFire TV Stickを安全に使うために欠かせない、ソフトウェアのセキュリティアップデートについて調べた結果をご紹介します。
ソフトウェアセキュリティアップデートの最低保証期限
Amazonさんでは『Fireタブレット』と同様、そのものズバリ「Amazon Fire TVソフトウェアセキュリティアップデート」という情報をヘルプに載せています。
これによりますと「(おそらく掲載モデルが対象で)Amazonウェブサイトでデバイスが最後に販売されてから少なくとも4年間、ソフトウェアセキュリティアップデートが保証されます」とのことです。
また、未掲載の旧モデルを追加し、発売年、Fire OSバージョンと共にまとめ直したのが下の表です。
この表で気になるのは、『Fire TV Stick 4K 第1世代』ですね。
Keepaによりますと2021年10月30日まで継続販売されていたようですが、商品ページにセキュリティアップデートの記載がないため、販売終了から4年以内であっても、すでに保証期限が終了したと考えるのが良さそうです。
モデル | 発売年 | 世代 | Fire OS | 最低保証期限 |
---|---|---|---|---|
Fire TV Stick | 2014年 | 第1世代 | 5 | 不明 |
2016年 | 第2世代 | 5 | 不明 | |
2020年 | 第3世代 | 7 | 2028年 | |
Fire TV Stick HD |
2024年 | 第1世代 | 7 | 2028年 |
Fire TV Stick 4K |
2018年 | 第1世代 | 6 | 不明 |
2023年 | 第2世代 | 8 | 2028年 | |
Fire TV Stick 4K MAX |
2021年 | 第1世代 | 7 | 2028年 |
2023年 | 第2世代 | 8 | 2028年 |
未掲載モデルはサポート終了?
ヘルプに載っていない旧モデルのセキュリティアップデートはどうなるのでしょうか?
Fire TV Stickはモデル・世代ごとにアップデートが提供されるため、今後のアップデートは期待できず、サポート終了と考えるのが良さそうです。
常にネットに接続しているFire TV Stickをセキュリティに弱い状態で使い続けるのは危険なため、残念ながら「アップデート保証期限=サポート終了=使用期限」となりそうですね。
また、セキュリティ面以外にも、Amazonさんのサポートが終了したモデルは、他社さんが運営するサービスやアプリの対象機種からも外されます。
そのため、旧モデルをお持ちの方は、買い替えがオススメです。
公式ヘルプもどうぞ
設定やトラブルでわからないことはAmazonさんの公式ヘルプ「Amazonデバイス サポート」も確認してみてください。
デバイスごと、項目ごとに詳しく説明されていて便利ですよ。